12月9日の稽古(濃茶)
こんばんは
そろそろ卒論提出が近づいてきた4年の明山です。
今日の稽古は初釜の練習ということで濃茶でした。来年の初釜は続き薄茶をやるということで、今回の稽古は続き薄茶をしました。
続き薄茶とは濃茶と薄茶を両方する場合(茶事など)で濃茶が終わった後に、炭を直してから(後炭)薄茶をするのですが、その後炭を省略して濃茶の後半からすぐに薄茶に入ることをいいます。
この濃茶から薄茶のスムーズな切り替えに普段とは違う手順があり、続き薄茶をした人は手間取っていました。慣れていないと薄茶器やお茶入れをどう動かしていいか分からなくなりますし、拝見で御三器と薄茶器を両方飾るというのも難しいところですね。
ただ、続き薄茶も普段の点前同様、無駄な手順が一つもなく、理論的に考えられていることがよくわかりました。こういうところがすごく好感が持てます。
今年はもうすぐ終わりですが、最後まで頑張っていきましょう。
それでは。